XZ400にどこまで乗れるかブログ

XZ400のレストアができそうなブログです。

エンジンが再びかかるまで

エンジンをかけないと冷却水周りの洗浄ができません(切実)

というわけでどんどん部品を足してきます。

まずは電気系統。

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いよいよ40年選手も近いのでプラグだけでなくケーブルも交換しておきます。

コイルは流石に替えがないのでそのまま使用しますが、まだCDI点火になる前なのでその辺のコイルでも流用できると思います。問題は固定ですかね。

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キャップはNGKのプラグキャップで、極力純正と仕様が同じものを選んでいます。

V型エンジンはどうしてもキャップが挿しにくいのでL型安定ですね。

プラグコードはキジマの青いやつです。青にした理由は単に目立つからですね。最近のヤマハのカラーリングは青主体なので、現代風アレンジというわけです。

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交換そのものは特に難しくなく、コードの太さも純正と同じなのでコードを切る以外の加工は一切しなくてもできました。

用品店でよく見るシリコンコードにはプラグキャップの防水パッキンがありませんが、プラグキャップ単体で購入すると、プラグ側とコード側にそれぞれついてきます。

まあ、あったところで水は遠慮なしに流れ込むのであんまり意味ないですが。

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ヘッドライト周りも何もしないまま数年放置した結果、ポジション球ソケットのリード線が切れてしまいました。アサインが分かりにくくなるので、無事だったプラス線はそのままにし、ちぎれたグラウンドのみ新しいケーブルに交換します。

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プラグの交換もしてあります。元からイリジウムを入れてもらっていたようで、放置期間も長くほとんど減っていませんが、かなりくすぶっているので好感したほうがよいでしょう。新品もあるし。

 

買ってから3年は経ってるなこれ・・・。

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納車時についていたホーンはいかれていてほとんど音が出なかったので、新品に交換します。ミツバとかヘラーとかいろいろ漁っていたのですが、最終的に目立ったほうがいいと思ったのでデイトナのメッキのやつにしました。

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購入当初欠品していたホーンカバーと合わせてごらんのとおり。メッキの効果は絶大です。音も前評判よりはいい音が出ます。

ちなみに当初はコンパクトタイプのツインホーンをつけたかったのですが、せっかくカバーも買ったしスペースもないので結局シングルです。

まぁ、見た目みすぼらしいバイクから高級感あふれる音が出ても困るわな。

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ホーンカバーの固定にはこういう変なボルトを用います。

おそらくお兄さんのXZ550が海外仕様なので、側面にリフレクターをつけることを想定してこのようなクッソめんどくさい特殊なボルトになっているのだと思います。

で、国内仕様ではせっかく開けられたネジ穴は使わずメクラ蓋を被せられます。

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なんで汎用のリフレクターをつけてドレスアップ!!

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とは、いかないようですなぁ。

このリフレクターはトラック用でボルトがとっても長いのです。17mmくらい余分なので何らかの方法で切断しないといけません。結構硬いのでボルトクリッパーでは歯が立たず・・・グラインダーの出番となりそうです。こんな細いボルトに。

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というより、手がかかったのはXZ本体ではなく周辺のゴミ掃除です。

これで大体あと4分の1程度の量ですが、それまでは文字通りXZ400を「発掘」しなくてはなりませんでした。ゴミ袋2つ分の不燃物あるいは家庭ごみの完成です。

 

あとは放置したのでキャブレターを総点検します。フロントバンクのパイロットジェットが詰まっていたので掃除したほか、噴射ポンプのフロント側のノズルがややつまり気味でしたが、他はすべて正常でした。

プラグの火も問題なようです。中国製のイグナイターも正常に機能しています。隙間から水が入らないように、ケースにコーキングを施しました。もう壊しません。

しかしながら、一番大事なバッテリーが終わっているようです。

Keiから取り出した40B19Lをジャンプさせながらエンジンをかけてみます。スターターが結構電気を喰うので、2回爆発音を聞いたところでバッテリーが空になりました。

とりあえず動きそうではあります。

 

こっからの流れはまず、冷却系の洗浄とクーラントを入れるところ。

あとはバッテリーですが、もう同じバッテリー2回も上げているので、どうせ金使うならリチウムイオンバッテリーにするつもりです。ただ、リチウムイオンが使えるかどうかを判断するのには、一度エンジンがかかって充電電圧を測定する必要があります。

それまではお金がもったいないのでジャンプで済ませておくか。