XZ400のウインカーリレー(2ピン)の交換
晴れて公道復帰したXZ400ですが、まだまだ問題が山積みです。
今日はウインカーリレーの交換をします。
情けない音を出すウインカーリレーを、近年の合成化学が生み出した(この文言大好きで社外パーツに交換するとき毎回言ってる)ICリレーに交換します。
交換するウインカーはどこでも売ってそうな中国製の2ピンリレーです。
今どき機械式リレーに交換するとICリレーより高くつくうえ、ロマン重視で機械式に交換したとしても運転中は全く聞こえないのでこれでよしとします。
両者とも防水性は全くなさそう(バイクの電装品ってほとんど耐水性ないです)ですが、コネクタの規格は同じですし、何なら中国製の安物のほうが作りがよさそうです。
注意点として、ICリレーのほうが高電圧に弱いので、ヒューズで防御してやる必要があります。XZ400の場合は単純ながらも灯火類が別系統になっていますので、ヒューズの増設はなくても問題ないでしょう。
ゴムバンド(?)だけを移植して、交換します。ハーネスの長さには余裕があるので、どんな向きでも取り付けられるでしょう。フックが固く、若干はめ込みが浅いですが、サーキットカットオフリレーで押さえつけられるので外れる心配はありません。
新品のICリレーは元のものより定格電力が低くなっていますが、点灯に不具合はありませんでした。点滅速度も安定していて信頼感があります。
まぁ四捨五入して40年前の日本製と、さっきできたばかりの中国製なら、新しいほう選びますよね。
外したリレーは一応持っておくことにします。まぁ捨ててもいいんで情報だけ取っておきましょう。
日本デンソー製 FU257SD です。規格は表記の通り。(純正高かっただろうな)
開けるとコイルとコンデンサの塊が入ってます。変な音するからてっきりバイメタル式の古いやつでも入ってるかと思ったら割と(当時としては)ハイテクでした。
このウインカーリレーはCR式と呼ばれるもので、写真に写っているコンデンサと抵抗で点滅周期を決めています。コンデンサにためた電流をコイルに放つことで、端子が磁力で引っ付き、電流がなくなると離れます。これでフラッシュさせているのです。
接点に黒い汁がついていたので、掃除してやれば使えるはずです。うまく作動しなかった原因はそれではなく、電球の消費電力があっていないからだと思います。
点滅速度は抵抗とコンデンサの容量で毎分何回とかを決めているのですが、消費電力が低い電球だとコンデンサにたまった電気がなかなか消費されず、つきっぱなしの時間が長くなります。逆に消費電力が多いと消えてる時間が多くなります。ただし玉切れを起こした場合は別で、消費電力があまりに少ないので早く作動します。これが廃フラッシャーというものですが、見た限りどこでハイフラを検知するのかは分かりませんでした。
今回の場合は、設定と違う電球が入っていて動作に不具合があったと思われますが、こんな壊れる要素の無い単純な部品が、なんでそんな不具合を起こしたのかはさっぱりわかりません。
記憶の限りウインカーの電球は交換してないので、ありえないはずです。電球変わったくらいで不調になったらメーカー責任だよ。
とまあこんな感じでちょっとずつ直していきます。
任意保険は管理人の金欠と今後の見通しが不透明なため、5月あたりを責任開始日として加入したいと思います。試運転がてら近所周りもするのでさっさと加入したほうが絶対にいいのですが、まだこいつの扱いに慣れていないのもあって4月中は遠出はできないと考えています。
もっとも、新型コロナの影響でどこもかしこも自粛ムードなので、あんまり外に遊びに行きたくないし、学校も仕事も行きたくないというのが本音です。まぁ学校には行くんですけどね。