急なお知らせで申し訳ありませんが、アメーバブログに引っ越します。
え~まず文句から申しますと
トップページに検索欄の無いブログサービスなんか使い勝手悪くてたまらんのです!
ていうのが一つ。
もう一つは、Yahooブログからの流入者の少なさです。
過去にバイクブログをやってきた仲間、仲間って言ってもいいのかなっていう人たちが軒並みアメーバに引っ越してしまい、孤独な日々を送っていました。
知り合いがはてな使ってるので便乗したのですが、その人とはTwitterでガンガン絡んでいるのでこっちで絡む必要はまったくねぇな!というのが僕の見解です。
というわけで、めちゃくちゃ急ですがもう本日中に引っ越しの準備を勧めさせていただきます。はてなブログでは短い間・・・でもないな結構な時間お世話になりました。
XZ400も直りました。
みんなのところへ帰ります。
XZ400のウインカーリレー(2ピン)の交換
晴れて公道復帰したXZ400ですが、まだまだ問題が山積みです。
今日はウインカーリレーの交換をします。
情けない音を出すウインカーリレーを、近年の合成化学が生み出した(この文言大好きで社外パーツに交換するとき毎回言ってる)ICリレーに交換します。
交換するウインカーはどこでも売ってそうな中国製の2ピンリレーです。
今どき機械式リレーに交換するとICリレーより高くつくうえ、ロマン重視で機械式に交換したとしても運転中は全く聞こえないのでこれでよしとします。
両者とも防水性は全くなさそう(バイクの電装品ってほとんど耐水性ないです)ですが、コネクタの規格は同じですし、何なら中国製の安物のほうが作りがよさそうです。
注意点として、ICリレーのほうが高電圧に弱いので、ヒューズで防御してやる必要があります。XZ400の場合は単純ながらも灯火類が別系統になっていますので、ヒューズの増設はなくても問題ないでしょう。
ゴムバンド(?)だけを移植して、交換します。ハーネスの長さには余裕があるので、どんな向きでも取り付けられるでしょう。フックが固く、若干はめ込みが浅いですが、サーキットカットオフリレーで押さえつけられるので外れる心配はありません。
新品のICリレーは元のものより定格電力が低くなっていますが、点灯に不具合はありませんでした。点滅速度も安定していて信頼感があります。
まぁ四捨五入して40年前の日本製と、さっきできたばかりの中国製なら、新しいほう選びますよね。
外したリレーは一応持っておくことにします。まぁ捨ててもいいんで情報だけ取っておきましょう。
日本デンソー製 FU257SD です。規格は表記の通り。(純正高かっただろうな)
開けるとコイルとコンデンサの塊が入ってます。変な音するからてっきりバイメタル式の古いやつでも入ってるかと思ったら割と(当時としては)ハイテクでした。
このウインカーリレーはCR式と呼ばれるもので、写真に写っているコンデンサと抵抗で点滅周期を決めています。コンデンサにためた電流をコイルに放つことで、端子が磁力で引っ付き、電流がなくなると離れます。これでフラッシュさせているのです。
接点に黒い汁がついていたので、掃除してやれば使えるはずです。うまく作動しなかった原因はそれではなく、電球の消費電力があっていないからだと思います。
点滅速度は抵抗とコンデンサの容量で毎分何回とかを決めているのですが、消費電力が低い電球だとコンデンサにたまった電気がなかなか消費されず、つきっぱなしの時間が長くなります。逆に消費電力が多いと消えてる時間が多くなります。ただし玉切れを起こした場合は別で、消費電力があまりに少ないので早く作動します。これが廃フラッシャーというものですが、見た限りどこでハイフラを検知するのかは分かりませんでした。
今回の場合は、設定と違う電球が入っていて動作に不具合があったと思われますが、こんな壊れる要素の無い単純な部品が、なんでそんな不具合を起こしたのかはさっぱりわかりません。
記憶の限りウインカーの電球は交換してないので、ありえないはずです。電球変わったくらいで不調になったらメーカー責任だよ。
とまあこんな感じでちょっとずつ直していきます。
任意保険は管理人の金欠と今後の見通しが不透明なため、5月あたりを責任開始日として加入したいと思います。試運転がてら近所周りもするのでさっさと加入したほうが絶対にいいのですが、まだこいつの扱いに慣れていないのもあって4月中は遠出はできないと考えています。
もっとも、新型コロナの影響でどこもかしこも自粛ムードなので、あんまり外に遊びに行きたくないし、学校も仕事も行きたくないというのが本音です。まぁ学校には行くんですけどね。
XZ400令和に走る
XZの車検を取りに行きます!!前夜までにある程度光軸合わせました!
が、当日結構グダグダしていて受付1時間前にようやく到着したのでテスター屋さんに行く時間ありませんでした!果たして車検は通るのでしょうか!!?
ちなみにグダグダの内訳はこうです。
・ウインカーがそもそもつかない
・右ターンインジケーターが点灯しない
・オイルレベル良好のはずが走行中にオイル蛍光灯がチカチカする
・印鑑証明が必要かもしれないので役場に印鑑証明を取りに行く
結局出発時間は午後を回りました。
まずウインカーですが、ウインカーリレーの動きが鈍いようで、右側面を叩いたらつくようになりました。近年はICウインカーリレーばかりでカチカチと音のならないウインカーは旧車には合わないと思っていましたが、「いざ乗ってみるとリレーの音なんか全く聞こえない」ことに気づいたので、安モンでもいいので速攻交換します。
次にターンインジケーター。なぜか道中点灯するようになりました。なんで治ったかは全くわかりませんが、走っているうちに振動で接触がよくなったのでしょうか。一応電球は常備してますが使うことがあるのでしょうか・・・。
さてエンジンオイルのほうはもっと謎です。ホームセンターで継ぎ足したにも関わらず、ごくまれにチラチラ点灯します。車用の10W-30を入れてるから油圧が足りないと言っているのでしょうが、しかしマニュアルの指定では冬季10W-30・夏季20Wー40となっておりそこまで性質の違うオイルを入れているわけではないはずです。
停車してセンタースタンドを立てて点検しても、オイルはガラス窓の上まで入ってるんですよね・・・。
これで検査は通るでしょうか・・・?
車検に合格しました!!!!
検査内容は現行車と比べてかなり雑で、排気ガス濃度と音量測定はありません。
構造変更等がないかの確認と、灯火の点検、スピードメーター誤差、前後ブレーキ制動力、ヘッドライトの光軸検査でした。なおヘッドライトは問題なく通りました。
車検に通ったはいいものの、やることはまだまだあります。
前述のウインカーリレーの交換。
エンジンオイル・フィルター交換。
任意保険の選定。
それと、フロントタイヤも寿命です。
リアタイアはひび割れこそあれどまだ使えそうです。
あと走行中にクランクケースに汁が。XZ400のフレームはエンジンを外すため、干渉する右側面のフレームが取り外せるようになっています。その内部から錆汁がでてきたんですね。このフレームは防錆塗装こそ施していますが、内部までは届かなかった気がします。
しかしコロナが蔓延しているので、遠くには行けないですね・・・。しばらくはエンジンだけ運転する日々が続きそうです・・・。
XZ400ようやく走れるか
ギアケースが外れたので、掃除してから再び車体に取り付けます。
ベアリングが走る箇所はかなり念入りにドレッサーをかけましたが、あとはオイルをしみこませた研磨スポンジでこするにとどめてます。ほかの車種だとシャフトは外に露出しているのですが、XZはスイングアームの中に入るので雑でも問題ないでしょう。
スタッドボルトが1本欠落しているので、元のケースから状態がいいのを移植します。
ほかにも錆びがひどいもの1本も交換しました。
外れたホイールはベアリングの状態もよくそのまま使えそうです。一応ベアリングは用意していましたが。
特にギアケース側は最近交換されているようです。
スイングアームのOリングは新品が購入できたので交換しています。ギアケースを装着してギアオイルを入れます。(前回入れたギアオイルは全部流れてしまって無駄になっています。また一度エンジンオイルですすいでます。)
ホイールが付きました。ギアをかませるのにかなり苦労してます。正直タイヤの脱着はチェーン駆動のほうが楽です。
フューエルコックですが結局ジャンク品の落下式に交換します。パッキン類は取り寄せてます。エルボーは太いので変換ジョイントを挟まなくても直接ホースがつなげます。
いい感じです。負圧コック撤去に伴いインマニの負圧取り出し口はキタコのゴムキャップでふさいでます。
走行可能状態になったので少し転がしてみた感想ですが、回転数の伸びに大きな谷があり扱いづらいです。加速しようとするとアクセル開度そのままでいったん加速が止まり少ししてからまた加速し始める感じです。パイロットスクリューの調整が必要でしょう。
ラジエーターシュラウドの一部切断ほか雑作業
XZ400にはプラスチック製のラジエーターシュラウドは標準装備されているのですが、現在車用のラジエーターキャップを装着している為、耳が干渉してつけられません。
写真でいうと左上の輪っかになっている部分です。この中にちょうどラジエーターキャップが収まります。
本来つける丸型のキャップですら取り外しの際に干渉するためとても邪魔です。(交換時はラジエーターシュラウドを外す前提になっている為)貴重な部品ですが、今どきこんなところに余計なものがついているバイクは存在しないため、切除したいと思います。
ABS樹脂のため、カットした後に研磨しようとすると糸状のものが出てきたなくなります。カッターである程度形を整えてから、ライターであぶって溶かします。
うまく加工できました。ただし、キャップの耳がフレームに干渉するため、結局のところシュラウドを外して、ラジエーターの固定をずさらないと取り外すことはできません。ネジ4本で取れるので大したことはないだろうけど。
あとシュラウドには謎のパーツがついています。おそらくは海外仕様だとここにサイドマーカーがつくのでしょう。じゃあフロントフォークのネジ穴は何なんだよ。
あとは前からやりたかったリアホイール交換。
調査の結果、やはりギアケースとホイールは何の固定もなく分離できるらしいですが、どうやっても外せません。
こんな感じで全部取り外す羽目になります。
これは買ってきた少しきれいなホイールもここがついたままです。
余りにも当たり前のように引っ付いているので、「もしかしてXZ400はホイールとギアケースがひっついたままでは?」と思ってしばらく放置してしましました。そのせいでせっかく買ったホイールのシャフトが錆びてます。あまり影響はありませんが。
しかし、いまや令和2年。
インターネットの力を借りて、問題解決に至りました。やっぱりここが取れないとギアオイルがダラダラでタイヤ交換どころじゃないので、ヤマハのシャフトドライブに乗ってる人で外し方を知らないか意見を募集しました。すると速攻で答えが出ました。
「いったん車体に戻してアクスルシャフトを通して横から蹴ると、固着したスプラインが外れて分離できるよ」
なんで3年前に質問をしなかったのだろう!?
Twitterなんて2015年からやっているのに!!!
何はともあれこれでギアケースが分離できたわけだ!
しかしこのギアケース、スタッドボルトが1本足りません。元のケースから移植するため、全ねじソケットを取り寄せています。単品で買うと割高だったので4個セットのやつを買いました。シャフトの状態は最初からついていたもののほうがよかったのですが、せっかく状態のいいケースがあるのにもったいないと思いまして。
スイングアーム内部は基本的にオイルはないですが、ベアリングで支持する部分はオイルが来るようになっています。ベアリングが走る部分が錆びていると具合が悪いので、オイルストーンと研磨スポンジを使ってある程度錆びを取りました。あとはオイルにつかるので勝手に何とかなるでしょう。その分ギアオイルを頻繁に交換すればいいです。
ギアオイルはやたら余るので。
ドラムブレーキは既存のものを修繕してそのまま使います。シューも十分余っているのでこのまま取り付けますが、アルミが削れていて汚いです。
アルミナとガラスビーズでサンドブラストをかけてみました。素人が適当に見えるようになればいいぐらいの集中力でやったので完全にきれいにはなりませんでしたが、する前と比べれば結構な差があります。遠目で見ればほとんど新品に見えるでしょう。
自賠責にも加入しておきました。
本当は今日、仮標識をお借りして休日の間に少し慣らし、月曜日に車検場に突っ込む予定でしたが、「金曜日が祝日」だったのを忘れていて、来週の木曜日まで伸びました。
何にせよ訓練校が始まるまでに動かせるようにします。
あとは任意保険を考えないと。
ヒューズボックスを、ぶっ壊す!!
これがXZ400のヒューズボックスです。この写真を覚えていてください。
こうなりました。
ボックスの中にゴミがたまっていたので掃除したら端子がおれたんです!!
あ"あ"ゴミカスゥゥ!!!!死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!
再び不動車と化したXZ400を救うべく、汎用ヒューズボックスを購入。増設も考えて6個たいぷにしました。
RZ250と共通部品なので、HI-SIDEから発売されてるミニブレードヒューズコンバートキットを飼うのが箱が使えて一番いいのですが、定価が7000円と法外に高いので使いません。
あと、写真では厚みを測定していますが、これが結構重要です。この汎用ボックスはクリアケースも含めて41mmありますが・・・
オリジナルはなんと19mmしかありません。コンバートキットが高くても重宝される理由がこれです。
XZ400のヒューズボックスは、シートとフェンダーの薄い隙間に押し込まれています。
更にシート側にはボックスの角と干渉しないよう切り欠きが設けられており、いかに設置スペースが狭いかわかります。
要するに入らないんです!
すごく疑問なのですが、どうして低背ヒューズを用いる汎用ヒューズボックスが存在しないのかが甚だ疑問です!!電気系統が複雑化し、設置スペースが制限されるようになって、車もバイクも低背ヒューズが当たり前になってきました。もし低背ヒューズボックスが存在すればこんな問題はなかったのですが、残念ながらそうはいきません。
このボックスには底部に蓋がはめ込まれており、少しかさ上げされた状態になっています。ここをきれいさっぱり切り取れば収まるかもしれません。
分解するとヒューズホルダーがバラバラになります。
中身はこんな感じです。接着剤で固定されていないので簡単に分解・組み立てできます。
すでにこの時点で純正ヒューズボックスに負けていますが、幅が狭いのでチャンスはあります。この高さを目標に削っていきます。
ケーズそのものは薄っぺらいので、輪郭の部分をすべて切り取れば簡単に削ることができるでしょう。
すべて切除した場合でこの高さです。中のホルダーの寸法に近づいてきました。
忘れてました・・・ヒューズを刺すともうちょっと飛び出ます・・・。
これではシートがきちんと閉じませんので、ホルダーの端子ぎりぎりまで切除します。
成果をご覧ください!!頑張りました!!
まだ7mmほど差はありますが、
あとは配線作業に取り掛かります。メイン回路は2スケ、後の回路は0.75スケで配線をします。フロント側がプラス線で、リアがスイッチに向かう線です。
車体側も加工します。
カスカスになったビニールテープをはがして配線をむき出しにします。入出力ともに全く同じ色の線の為、かならず片方に印をつけて作業しましょう。電流の流れる方向がちぐはぐになり、電源を取り出す時に大変です。
都合が悪くなった時や、作業性を考慮した結果、コネクタを挟むことにしました。線の太さが違うので、メイン回路と他とでコネクタを分けました。
最終結果として、汎用ヒューズボックス(ヒューズ含む)の厚みが33mm前後なら、XZ400のシート下に収まるという結果になりました。元のネジ穴や、ボックスの取り付けステーは切除してしまったので、プラスチック対応の両面テープで固定します。
ボックスの材質が不明ですが、プラスチック用はポリプロピレンでも接着できるのでおすすめです。
ボックス側のハーネスは収縮チューブで固めてカッコよくしてます。小物トレイやほかの配線との干渉はなく、整備性も良好です。
ただ、加工が大変だったので、今後は低背ヒューズを用いた汎用ヒューズボックスが登場することを願います・・・。
ここから余談。
ボックスにはメイン回路のヒューズは30Aが指定されていますが、サービスマニュアルではなぜか20Aを指定してます。とりあえずは低いほうを信頼して20Aを入れました。
あと電気系統の改造プランとしては、中古の2輪用ETC車載器、USB電源、スマホマウントをつけたいと思います。セパハンなので、左ミラーのステーにバーを設置します。
ETCにはヒューズホルダーがあったので、残り2つの空きスロットには、USB電源と、グリップヒーターOR電熱グローブ用にしようと思います。
今日こそはXZ400を走行可能状態までもっていくぞ!!!
新しいバッテリーが届きました。
車のやつも入れたら3つも廃バッテリーが転がっております。バイク用のYB14Lに関しては交換したはいいものの、そのまま何の処置もなく思いっきり放置したため、新品凸乳した2個のバッテリーを1度も有効に使うことなくつぶしております。安物のバッテリーですがそれなりにするので1万円程度は無駄に消費したということです。
今回はライズコーポレーションのプラスバッテリーを搭載します。
これはジェルバッテリーと呼ばれる形態のMFバッテリーで、中の汁をゲル状にしたことでサルフェーションの発生を極力抑え寿命を長くしているそうです。
XZ400のような旧車にMFバッテリーをつけようとしていますが、事前にジャンプしてエンジンをかけました。ようやく安定して火が付くようになりました。
充電電圧を測定したところ、ライトOFFで14.6V、ライトONで14.2Vでした。いちおうYB14Lの互換品だし、MF対応の充電器もあるし大丈夫でしょ。
ターミナルも数種類あります。高さを稼ぐためのスペーサーと眺めのボルトがあるのですが、スペーサーは作りが悪く穴がちゃんと開いてませんでした。
使わないので問題ありませんが。
セルモーターはジャンプした時よりも勢いよく回ります!!
今度はバッテリー上げないように気を付けます。充電用のハーネスをつけ、充電器とすぐにつなぐことができるようにしました。
エンジンがまともにかかるようになったので、今日は冷却経路の洗浄をします。
中はこんな感じでまぁ経年相応の汚れはたまってそうですが、詰まりや穴などは開いていません。
これなら水道水とラジエーターフラッシュだけで何とかなりそうです。ラジエーターフラッシュを入れて20分と、水道水のみで数回すすぎ運転をします。
ドコドコドコとエンジンをかけながらクエン酸で汚れを取っていきます。
給湯ポットの洗浄と同じですね。冷却系統はホースの劣化も少なく正常に動作しているようです。
風通しがよい冬場ではファンはまわりませんでしたが、アースすると動くので動作に問題はなさそうです。
クーラントは青にします!
その辺で確実に売ってないけど完全に好みで青にします!!
ポンプ下部のドレンからだと水が完全に抜けないので、ラジエーターホースも外してすすいだ水を排出します。
青というか水色ですね。ヒートブロックと色が似てるのでだますのは簡単です。
ある程度いっぱいまで流し込んだらラジエーターキャップをしめてリザーバータンクをクーラントで満たします。
キャップをしめて温度を上げ、内圧を上げないといつまでたってもエアが抜けません。
あとはリザーバー任せにすれば勝手にエア抜けるというわけです。
あとはカバーをつけて・・・
(キャップが飛び出ているのでラジエーターシュラウドはつきません)
ようやく!
XZ400の完成です!!
しかしながら、ラジエーターシュラウドなどの部品と車検がありません!
いずれにしても公道走行はもうすぐです!!!
エンジンが再びかかるまで
エンジンをかけないと冷却水周りの洗浄ができません(切実)
というわけでどんどん部品を足してきます。
まずは電気系統。
いよいよ40年選手も近いのでプラグだけでなくケーブルも交換しておきます。
コイルは流石に替えがないのでそのまま使用しますが、まだCDI点火になる前なのでその辺のコイルでも流用できると思います。問題は固定ですかね。
キャップはNGKのプラグキャップで、極力純正と仕様が同じものを選んでいます。
V型エンジンはどうしてもキャップが挿しにくいのでL型安定ですね。
プラグコードはキジマの青いやつです。青にした理由は単に目立つからですね。最近のヤマハのカラーリングは青主体なので、現代風アレンジというわけです。
交換そのものは特に難しくなく、コードの太さも純正と同じなのでコードを切る以外の加工は一切しなくてもできました。
用品店でよく見るシリコンコードにはプラグキャップの防水パッキンがありませんが、プラグキャップ単体で購入すると、プラグ側とコード側にそれぞれついてきます。
まあ、あったところで水は遠慮なしに流れ込むのであんまり意味ないですが。
ヘッドライト周りも何もしないまま数年放置した結果、ポジション球ソケットのリード線が切れてしまいました。アサインが分かりにくくなるので、無事だったプラス線はそのままにし、ちぎれたグラウンドのみ新しいケーブルに交換します。
プラグの交換もしてあります。元からイリジウムを入れてもらっていたようで、放置期間も長くほとんど減っていませんが、かなりくすぶっているので好感したほうがよいでしょう。新品もあるし。
買ってから3年は経ってるなこれ・・・。
納車時についていたホーンはいかれていてほとんど音が出なかったので、新品に交換します。ミツバとかヘラーとかいろいろ漁っていたのですが、最終的に目立ったほうがいいと思ったのでデイトナのメッキのやつにしました。
購入当初欠品していたホーンカバーと合わせてごらんのとおり。メッキの効果は絶大です。音も前評判よりはいい音が出ます。
ちなみに当初はコンパクトタイプのツインホーンをつけたかったのですが、せっかくカバーも買ったしスペースもないので結局シングルです。
まぁ、見た目みすぼらしいバイクから高級感あふれる音が出ても困るわな。
ホーンカバーの固定にはこういう変なボルトを用います。
おそらくお兄さんのXZ550が海外仕様なので、側面にリフレクターをつけることを想定してこのようなクッソめんどくさい特殊なボルトになっているのだと思います。
で、国内仕様ではせっかく開けられたネジ穴は使わずメクラ蓋を被せられます。
なんで汎用のリフレクターをつけてドレスアップ!!
とは、いかないようですなぁ。
このリフレクターはトラック用でボルトがとっても長いのです。17mmくらい余分なので何らかの方法で切断しないといけません。結構硬いのでボルトクリッパーでは歯が立たず・・・グラインダーの出番となりそうです。こんな細いボルトに。
というより、手がかかったのはXZ本体ではなく周辺のゴミ掃除です。
これで大体あと4分の1程度の量ですが、それまでは文字通りXZ400を「発掘」しなくてはなりませんでした。ゴミ袋2つ分の不燃物あるいは家庭ごみの完成です。
あとは放置したのでキャブレターを総点検します。フロントバンクのパイロットジェットが詰まっていたので掃除したほか、噴射ポンプのフロント側のノズルがややつまり気味でしたが、他はすべて正常でした。
プラグの火も問題なようです。中国製のイグナイターも正常に機能しています。隙間から水が入らないように、ケースにコーキングを施しました。もう壊しません。
しかしながら、一番大事なバッテリーが終わっているようです。
Keiから取り出した40B19Lをジャンプさせながらエンジンをかけてみます。スターターが結構電気を喰うので、2回爆発音を聞いたところでバッテリーが空になりました。
とりあえず動きそうではあります。
こっからの流れはまず、冷却系の洗浄とクーラントを入れるところ。
あとはバッテリーですが、もう同じバッテリー2回も上げているので、どうせ金使うならリチウムイオンバッテリーにするつもりです。ただ、リチウムイオンが使えるかどうかを判断するのには、一度エンジンがかかって充電電圧を測定する必要があります。
それまではお金がもったいないのでジャンプで済ませておくか。