XZ400にどこまで乗れるかブログ

XZ400のレストアができそうなブログです。

XZ400のエンジン試運転2 これが真の姿だ!!

XZ400のエンジン試運転(片肺状態)
前回の試運転を見ていない方は、まずこちらを見て本記事を閲覧することをお勧めします。

よく分からないけどとりあえずサイズ同じだから入ったパイロットジェットミクニ大に不安はありますが、今回こそはうまくいくはず。
リアのドレンの修復をミスったのか、全然ガソリン出てこないけど!!

ではどうぞ


では各セクションにおける解説を。
まずは始動!
バッテリーは満充電、エンジンオイルは10W-30のはずなのに、セルモーターの動きがめっちゃ重い。もともと走行距離3000km(!?)の時点でプロステージに交換してあったようですが、長い年月が経ち水が混ざることによってシャバシャバになっていたようです。単に気温が低くてエンジンオイルが固いだけかも。それともオイルを入れ過ぎたか?
始動性はメチャクチャよくなりました。アイドリング調整はまだ適当にしかいじっていないので早めですが、前回と音が違うでしょう!これがVツインエンジンですよ!

しかしすごい煙ですな・・・。中で長年溜まった不純物が焼けているのか、それとももともと煙がすごいのか。あたりは煙幕に包まれ非常に臭いです。ブローバイを開放しているのでその臭いかな。

1:54あたりで充電してるか確認します。バッテリーが12.9Vあたり、充電時の電圧が13.10Vと不安になりますが、エンジンを止めるとき一瞬14Vで電圧が上がるので、充電能力は大丈夫だと思います。ただ充電電圧にしてはちょっと低い気がするので、念のためレギュレーターは交換したほうがいいと思います。
カプラーは3+4の7ピンです。あ~~、う~~~ん高い。社外品でも一番数が少ないタイプだ。XJ400からは5ピンになるからな、そっちならもうちょっと安いんだが。

暖気後吹かしてますが、煙がなかなか・・・カメラだとほとんど見えないですが、後ろに止めてあるKeiの周囲はかなり煙っています。これ車検通るんか?いや、1982年の排気ガス規制なんか正直無いも同然・・・。毒ガスを周囲にまき散らしています。
黒い煙なら燃料濃過ぎ、白い煙ならオイル焼きけかもしれませんが、そこまでひどくは無いようですが。
いやでも、この当時のバイクなんかシール性正常でもガンガンオイル消費してる世代だし、細かいこと気にしちゃいけないかも知れない。
ところでアイドリングに落ちるまでの時間が長い件ですが、アイドル調整を絞るとマシになりました。不安だったパイロットジェットの動作状態は、ほとんど問題ないようで安心しました。あとはスクリューの開け閉めで対処できるでしょう。
XZ400のキャブにはミクニ大が流用できます!
と声を大にして言えます。ソースは俺。
吹け上がりも、XZ550の設定よりは多少マイルドになっていますが、これだけ吹ければ十分でしょう。スーパースポーツ気筒じゃあるまいし。

とりあえずキャブレターの不具合に関してはこれで収束したといえるでしょう。加速ポンプについては動作してるかいまいちよく分かりませんでしたが、通常走行ではまず問題ないと思います。

あーそろそろエンジン降ろさないとな。でもエンジンはクランクケースカバー以外は開けたくない。ガスケットが出ないから。ヘッドガスケットがメタルだったら自作できないから終わる。・・・気合で何とかしろってか。
きっと60年代とか70年代のバイクに乗ってる人って、気を高めて波動を圧縮させれば部品を形成できる神拳の伝承者なんでしょうね。
達人はゴムは手から出せるって言いますし。言わない?


追記:
ミクニ大でいけないことも無いですが調子が悪いです。使えません。嘘つきました。以上です。