XZ400にどこまで乗れるかブログ

XZ400のレストアができそうなブログです。

ブレーキレバーとウインカーをちょこちょこと

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キタコのアルミスペーサーです。6mmがあればよかったのですが、無かったので3mmを2個入れます。シルバーだと2個セットとかあるのですが、周りが全部黒なのにここだけシルバーなのはちょっと手抜き感があるので、割高ですが黒を買いました。
ブレーキレバーに仕込むとちょうどよくフィットします。レバーのがたつきが無くなり、レバー操作に支障が無くなりました。

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クラッチスイッチを固定するボルトが折れたので、流用mとのGPの純正部品を買いました。カワサキの袋入りの純正部品は初めてですね。箱入りと違って赤い印刷です。食いつきが悪いのか、ラベルをはがすと簡単に剥げます。

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通常ホームセンターで手に入る皿ねじに比べりゃ何倍も高いですが、黒染めで周囲から浮かないようになっています。これで素材も最高鋼なら結構高級感あります。こんなところに使わないですが・・・。

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ついでにウインカーも分解します。特に部品を交換したりはしません。パッキンにクレポリをしみこませたり、レンズやケースを磨くのが目的です。

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ステーは妙な形のねじで留まっています。ワッシャーは小径の特殊なものですので、交換部品は無いと思いますが、錆びていて格好よくありません。

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ステーを取らなくてもバルブ交換は出来ます。レンズを固定するネジは左右で長さもピッチも異なるので、無くすと新調するのに手間取りそうです。レンジとリフレクターに使われる、プラスチックに固定するネジは先の丸いタッピングネジです。金属製のリフレクターはとてもいいです。プラスチックに銀の塗料をまぶしたものより、弱い光でも効率的に反射できます。

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レンズも非常にお金のかかった作りで、波紋所のレンズカットではなく、かなり荒い凸レンズを並べたようになってます。カメラについている露光計見たいです。中の球が見えにくく、LEDを仕込んでもばれません。


さて、XZ400のバルブはW数が大きいものが採用されています。昔のヤマハ車に多い27Wが4個入っています。採用しているはハーレーなどのアメ車や、欧州車に多いです。このことからも、XZ400は欧米市場を意識して作られたことが分かります。先代のGX750も、大型のXZ550も海外向けに作った車ですからね。
ですが、27Wは入手性がよくありません。 BA15sのソケットで一番流通しているのは23W球で、次に21W球です。ウインカーリレーは27W用に設計されているので、形が同じ電球をそのままつけると点滅速度に影響します。電流量が減ってバイメタルの変形が遅くなるので、たしか遅くなるんだったかな?今の状態だと、点灯時間が小当時より少し短い気がするので、小さくしてもあまり変わらないような。

LEDウインカーもいいですけど、リレーを交換したら弱弱しいギィィィィッが効けなくなるんですよね。あのリフレクターとレンズの質からしたら、LED化は非常にやりやすいと思うんですけどね。