XZ400にどこまで乗れるかブログ

XZ400のレストアができそうなブログです。

白濁したエンジンオイルの対処法

エンジンオイルの乳化が著しく、フィラーキャップの裏に白い塊が凝固するまでの状態でした。ここまで悪化すると分解しての清掃が推奨されます。
どーせエンジンを降ろす時に特殊なジャッキも無いし、表面汚いから掃除して何かしら塗装もしないといけないわでいずれ分解しないといけませんが、出来る事はやってみましょう。

イメージ 1

レプソルボトルの中身は先月Keiから抜いた隊長の成れの果てです。
新油に比べりゃ真っ黒ですが、まだ洗浄能力は残っています。これを混ぜることによって、乳化したオイルを希釈し排出しようとする試みです。

結果はうまくできたと思います。
真っ白で凝固したオイルは液状になり、コーヒーみたいな色になりました。この状態の物は原付や大排気量車が、エンジンが暖まらないチョイノリを繰り返して水が混ざった状態に似ています。このレベルならエンジンオイルの交換で対処できるので、ヤバい時の応急処置に使えます。

ただエンジンオイルめっちゃ多くなるので、度合いによってはセルが回らずエンジンがかからなくなる可能性が大いにあります。XZ400はオイルポンプの容量が大きいのか、セルを回す程度でも警告灯を消す程度の油圧は確保できますが、最近の車両はアイドルしないと十分にオイルが循環しないので、やっぱりこの手は使えないかもしれません。