XZ400にどこまで乗れるかブログ

XZ400のレストアができそうなブログです。

1994年の絶版車カタログ スズキ編

地震と豪雨で話題性が掻き消されたのでこっちも見てください。

1994年の絶版車カタログ 前編

では後編、スズキ・カワサキ編です!!

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ところで雑誌の広告にある店って、今でも営業してるんでしょうか。絶版車の取り扱いって結構年配の方がやっているので、24年も前だと仕舞屋になってしまっているところも多いんじゃないでしょうか。こういう界隈に足を踏み外し始めたばかりなので、何も言うべきこともありませんが・・・。

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GT750
スズキの初期のマシンは2ストローク車が多いです。主力商品が2ストエンジンでしたから。特にスズキの初期の車は2スト車ばかりでした。排ガス規制が無ければ今も2スト車しか作れなかったでしょう。
っていうかGT750って水冷でしたっけ?ああ!あれはサンパチ君かぁ・・・。

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RG250E
GTと似ていますが、キャストホイールが装備され、タンクが全体的に直線的なフォルムで形成されています。ヤマハもそうですが、リアディスクブレーキはこの時点で発現しています。星形のキャストと相まって、スズキと言えばこの形です。

しかし、環境破壊は環境破壊。比較的緩めではありますが、排ガス規制に引っかかる2ストエンジンの多くは生産終了に追い込まれ、スズキは窮地に立たされます。そこで、トヨタとの業務提携が始まるわけです。4ストロークエンジンの技術提供を受け、スズキは息も絶え絶えながら新型を開発するわけです。

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こうして生まれたのがGS1000であり兄弟社のGS750ですが、息絶え絶えでこれだけの車が作れるんですからスズキは凄いなぁ・・・・。とにかく空冷エンジンの造形が国内4社の中でも半端じゃありません。他のメーカーも空冷4発を出してますが、1977年当時でここまで精巧なエンジンを造れたのはスズキだけです。この車種以降、スズキは空冷に執着し、軽さと堅牢さを追求します。

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ハスラーTS125
今やハスラーと言えば軽自動車ですが、おっさん相手だと多少困惑されます。最近海外向けのTS185が国内に出回るようになり、合わせてTSの農搬仕様であるTF125が注目を浴びています。同じような流れがGN125やGS125にもあったので、ほほえましい限りですが、実は中国製ではなく国内生産なんだとか。

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GSX750E
ベコはいいぞ。
ダサイダサイ言われながらも隠れたファンが多くて、カワサキWシリーズ並みに手放さない人が多いらしいです。デザイン的に非常に整合が取れてますし、年式の割には性能も安定しています。
前にも言いましたが、海外向けにGSX1100Eってのがいまして、そいつのメーターが大好きなんです。右下にバイクの絵が描いてあって、異常があるとその部位が光るやつすごい好きです。画像検索してみてください。
それが必要なのは今!!!!!!
って感じになります。

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GSX1100S
先ほどの1100ベコをベースにして、ガワを変えたのがカタナシリーズの始まりです。しかし、編集は気が狂ったのかプロトタイプガタナを持ってきています。シートの色が違ったり、マフラーが短かったりと結構な差異がありますので、あくまで商品カタログとしての説明ならきちんと1100ガタナを持ってきてもよかったのではないでしょうか。
しかしこのチョイス、非常にグッド!

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GN400
GN250くらいまでならボルティー乗ってる人ならわかるかなぐらいだと思いますが、400のGN見たことある人、乗ったことある人は少ないと思います。なにせ、駄目な方向にジャメリカンで突っ走ってて250みたいにスマートじゃないですし、しかもVツインではなく単気筒ですから、これに興味を持つ人はかなり限られたんじゃないでしょうか。これに限らずGNシリーズは地味な存在で、もし中国で生産されなければ歴史の海に沈んでたと言っても過言ではない車種です。そう思うと、125ccでもGNが走っているだけで、GNシリーズは歴史に名を刻むことが許されたと思うと、世の中何が起こるか分からないなって感じがします。

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GS650G
結構洗練されたデザインなのにXZ400よりも前年にデビューしてるんですね。たまげたなぁ。そういえば有名な頭の上がらないあのお方が、400ガタナのカスタムに悩んだ挙句650Gレプリカにして遊んでましたね・・・。XZの記事を書いてくれたし、何らかの形で返さないといけないなぁ・・・。

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ちなみに普通GSにもシャフトドライブがついてます。こちらはより一般受けするスタイルなので、メンテフリーで売れそう。でも現存していないってことはあんまり売れなかったんでしょうかね。

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RG50Γ
RGシリーズ自体は大昔から生き残っていましたが、Γが登場してから各排気量でΓに格上げされます。50はフルカウルモデルは出ませんでしたが、それでも性能はピカイチでした。何よりキャストホイールの細さが際立ちます。ドラムブレーキ小さすぎない?

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WOLF
みんなウルフって言うとΓのアレみたいな認識だと思いますが、その前にこういうスタイルの原付がいました。バンバンの2スト版・・・、いやバンバンはそもそも2ストだしな・・。コメントが当時のバイク界隈にかなり苦言を投げてますね。こういうのが流行るのはあと30年後なんだよ・・・。

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GN125・GS125
82年にこいつらがスタートします。けっこうスポーツ性も考えられていたので、両車種ともそこそこ人気だったんだと思います。国産のこいつらもたまに売られてますし、何より丈夫なので、海外で生産するにあたってそこが武器になったんだと思います。おかげで全世界の国民車です。コピーが作られるくらいだから相当単純なんでしょうねこいつら。と、言うよりか、部品点数は多いけれども、どこがどの部品にくっついて、どう動いてどうなったら正解か、構造が脳で把握しやすいんでしょうね。
YBRやCBFのコピーってあんまり見ないじゃないですか。YBRだとヘッドとカムカバーが一体化してて組みづらそうですし。

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GSX750S
これがカタナですよ!!
スクリーンが無いとかアップハンやんけとか文句がある人は、プロトタイプガタナを見てからハンス=ムートにエアメール送り付けてこい。

個人的にはハンス氏はオートバイのデザイナーとしては正直向いて無かったんではないかと思います。斬新と言う意味ではたしかに斬新だったのですが、デザインのモチーフをバイクの車体に表現する方法がヘタクソだったと思います。

水冷4気筒400ccで4メーカーのうちでも最短、最小、最軽量。乾燥重量たったの153kgの余りにも小さすぎる車体から、59馬力・トルク3.8kg/mをたたき出す性能を持ったオートバイがいたんですよ。これだけの性能を出しつつも、デザイン性でイマイチだと売れないもんです。バイクってのは。

そいつ
東京タワーって
呼ばれてるんですけどね。

本人曰はく、本当はギロッポンの若物をモチーフにしたそうです。
つまりインパルスXは六本木タワーだった・・・・・!?
たしかに、XSは六本木タワーだといわれても納得してしまう・・・・!

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RG250Γ
こいつがすべての元凶ですわ・・・。何も語るやうもない。乗ったことが無いので、凄かったんだなとしか言いようがない。
スズキ的には・・・ちょっとした好奇心だったんだ・・・よ。

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GS250FW
不人気車界隈では高性能者として結構上がってくる車種です。見た目が結構格好いいです。下の方に半分映ってますが400もいます。しかし400のFWが売りに出されているの、オクでも見たことありません。すでにこの時代から400ccの市場は見放され始めていたようです。

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GS650G
2回も出しましたが、今回ビキニカウルが追加されています。しかしながらそこはスズキ、今でいうところのKTMみたいな妙な形状のライトにしました。
650Gって息長いモデルだったんですね。正直舐めてました。ごめんなさい。謝るからビキニカウルを移植するのは許して・・・(ミタイ・・・!ミタイ・・・!)

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誰?

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E-4は正直すごく欲しかった。これの白が欲しかったけど高くて、それで躊躇してたら・・・、いつの間にか売れちゃって・・・、気が付いたらXZ買ってた。

GSX750Sはこの年代から認可が下りて、1100と同じ装備で売られています。
売られていますが・・・・・!

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これをセパハンっていうのはど~~よッ!!
って話です。
ちなみにお気づきかもしれませんが、この時代のカタナにはエラがついていません。
もし83年のカタナに、タイトなセパハンとエラがオリジナルでついていたと主張する人がいたら、その人はうそつきの可能性がありますので、適当にコーヒーでもおごってあしらってください。

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すみませんカワサキまで書けませんでした。お詫びにパカタナでも見て許してください!!何でもしますから!!!












ん?今何でもするって言ったよね?
いやって言ってもするんだよパカタナを!!!