XZ400にどこまで乗れるかブログ

XZ400のレストアができそうなブログです。

インパクトドライバーを買ったぜ

イメージ 1

実はインパクト自体は持ってます。
持ってますが・・・・、Keiホイールの脱着以外にはほとんど出番がありません。

今まで使用してきたインパクトレンチは、新興製作所のSIW-127と言うもので、差し込み口は1/2インチ、200N/mのパワーを発揮するACインパクトレンチでしたが、とにかくデカイ!重い!帯に短し襷に長しなコード長!(うちでは)と言うことでなかなかに邪険な扱いをされ、あまり出番がありません。しかし、強烈に固着したボルトを外すのになくてはならない存在で、その時だけはあまりアルパワーを発揮しました。

時は流れ、XZ400を拾っていざ解体しようとしたとき、
凝り固まったボルトを外すには、SIW-127では図体がでかすぎることが判明します。V型エンジンを搭載する車はどうしても車体設計が込み入りがちになります。XZはその中ではかなりシンプルな部類に入るのでしょうが、いろんな向きに高トルクで締められたボルトがあり、こんなデカい奴では苦労するだろうな。と考えます。

そして問題は締めるときです。こいつが使えるのは100
N/m以上の超鬼トルクをかけてもいい場所に限られます。それ以外は結局手で締めなくてはなりません。

なんやかんだで結局インパクトが欲しくなりました。

限りなく小さくて
限りなく取り回しやすくて
適度に性能が弱いもの


ヤフオクで格安で落とすことが出来ました。

イメージ 2

マキタ 10.8V TD090DWX アルミケースセット(欠品あり)

管理人は8500円で落としました。一見高いですが驚愕の価格です。

TD090に目を付けた理由はもちろん、インパクト特有の取り回しの悪さが払しょくされている点です。
まずは充電式であること、これは特に珍しくないですね。コードの取り回しから解放される代わりに、バッテリー容量内でしか作業できません。

バッテリーが変に飛び出していないこと!
これ重要!いくらオーバーハングを詰めて小型化しても、グリップの下に不格好にバッテリーがぶら下がって閉所に入らないことがほとんどです。でもこれは違う!バッテリーがグリップの中に入ります!これ正直コロンブスの卵的発想だと思います。
もちろん小型であるという点も重要です。

必要にして十分な能力
締結能力は最大90N/m
。10.8Vでこの性能は驚異的です。個人的にはもっと弱くてもよかったのです。バイクのボルトってそう高トルクで締め付ける場所がないから。最初はペンインパクトでも買おうと思っていましたが、手に取ってみて、意外に取り回しが悪かったり、柔軟性が無かったり(伸ばすのと曲げるの2種類しかポジションが選べない、あれ自由に角度が選択できると思ってた)思ったより使い物にならないと判断しました。
90もあればどんな用途にも使用できます。小型軽量なだけにトリガーのコントロール性もよく、力加減も思うままです。
90N/m以上で締めるボルトなんて稀ですし、そこから先は従来通り有線に頑張ってもらえばいいので、今ある工具との棲み分けも出来るわけです。

私が死んでも変わりはいるし安い
インパクトの安いのを探していくと、本体のみ販売とかに当たってイライラしますが、その本体だけを購入する場合において
TD090は非常に安値です。1丁5,000円しません。基本工具なんて使い捨てですが、電動工具となると高い。古い工具はいらいらするばかりか、あるいはケガします。こうやって替えが効くのがとてもうれしいですね。

イメージ 3

さてこのアルミケースセット、購入時点でいくつか欠品があります。
まず説明書がありません。まぁ工具は消耗品なので新しい本体を買えばついてきます。

イメージ 4

このバッテリホルダー兼ライト。変な形のバイポッドがありません。でも特に使わないのでよし。

ラジオがありません。7.2Vバッテリーも使える異様に凝った作りのラジオが付属しませんでしたが、仮に付属していたとしても使いません。

つまり欠品に関しては何の問題もないということです。空いたスペースにはアダプタービットやソケットを詰め込みます。


いかがでしょうか。割と新しいめのシリーズで知名度が無いですが、カルトな需要を誇っているようで中古品やジャンク品が出回ることもなく、新品が特に割引されることなく、それにしてはちょこちょこ売れているようで、インパクト界の期待の新人と言ったところです。やはり個人で使うには、14Vとかのインパクトは大きすぎます。

まぁ特筆すべき点ではないですが
凄いカッコいいインパクトレンチには違いありません。