また会おうな

1号、2号が立て続けに死にました。いずれも前日まで弱っていたり苦しんだりはしていません。ただ、ゆっくりと。
1号はすぐにミジンコに食べられました。しかし2号の巨体はまだその形を失うには早いようです。これが鯨骨生物群ですか。彼らの生涯は2カ月を過ぎたあたり、一般的な寿命です。水槽を変えなければあと1週間は生きていたでしょう。
同時に、酸素を消費する者も、襲ってくるものもいなくなりました。他の幼生たちはのびのびと成長を続けます。いまは、彼らの文明がガラスの世界の中に築くことを楽しみにして待ちましょう。

ただ、待つ。