XZ400にどこまで乗れるかブログ

XZ400のレストアができそうなブログです。

ハイオクガソリンは存在しないのではないか

ハイオク満タン!と言いますが、レギュラーとハイオクの違いについてはみなさんもうお分かりだと思います。
お値段ですね。

違うか。

アンチノッキングだのウィキに書いてあっただの言われますが、一番わかりやすい見分け方があることはあります。
それは、エンジンの圧縮比の違いです。圧縮比が低めに設定されていればレギュラー仕様、高ければハイオク仕様です。ノッキングがどうこうよりも、エンジンの仕様によって燃料の仕様が分かれていると考えれば、わかりやすい話なわけです。レギュラーガソリンをハイオクエンジンに入れれば、何らかの不具合を起こします。
ましてやガソリンエンジン軽油を入れる事件を引き起こすこともなくなります。
軽自動車だから軽油とか頭湧いてんじゃねぇの(悪態)誰が直すと思ってんだよ買った車屋に謝れ、おう色付けて謝るんだよあくしろよ。返さねぇぞクルルァ。

ただ個人的に、ハイオクガソリンというのは一体何であろうと考えたことがあります。レギュラーとハイオクの差と言えば、いわゆる洗浄剤のEPA、と調整剤。これによってオクタン価を引き上げているわけですが、同様にレギュラーガソリンだって添加剤だらけじゃないですか。色だってそうです。レギュラーは赤、ハイオクは黄色と色がついていますが、あれは添加剤で着色されていて、ガソリンそのものの色ではないのです。確か純粋なガソリンってエンジンに適していなかったんじゃないか。

ときに私は、有鉛ガソリンと同様に、ハイオクガソリンは完全に消滅したものだと考えました。

何が言いたいかというと、分留塔で原油がナフサになり、ガソリンへ生成されるにあたり、その時点でレギュラーとハイオクが別々に出荷されることはもうないと思うのです。今は大抵の車がレギュラーガソリンで走りますから、変に商品を増やすのではなくベースを固めて、あとは各販売業者に勝手にいじってもらう方がコストが安くつくわけです。競争も生まれるので市場も活性化します。

いま、ハイオクガソリンって何て言われてますか。勘のいい人、洞察力の高い人はもう知ってるはずです。今の新車のカタログを見ても、ガソリンスタンドに行っても、ハイオクなんて記述は一切ないことに気づきませんか。

・・・プレミアムガソリンって言いますよね。特にガソリンスタンドでは、会社ごとにプレミアムガソリンの名前が異なっているはずです。管理人がよく言ってるエッソもシナジーF1という名前で売られています。ヴィーゴ、Vpowerも、かつてはハイオクと名乗っていたガソリンたちです。

結局のところ、ガソリンにレギュラーもハイオクも有鉛もありません。ガソリンに何を混ぜているかによって決められています。あらかじめ添加剤が混ぜられているのか、それとも高圧縮比エンジンに合わせて何かが混ざったものを言っているかの違いだけです。その証拠に、レギュラー車にハイオク入れたら、壊れたりしませんね。逆の場合も、ハイオク車にレギュラーをいれて、すぐに壊れることはさすがにありません。軽油は論外ですクルルァから降りろ。免許もってんのかぁ!


ある日思ったのです。海外のレギュラーは、日本のレギュラーと比べオクタン価が高めで、輸入車であるENくんはハイオクで走ったほうがいいのでは?と。ただ、ハイオクを入れても、レギュラーを入れても、性能上は何も変わらなかったのです。そこから、ハイオクとレギュラーは本質的に全く同じものであり、高圧縮に対応する添加剤の有無以外は何も違いはないのではと考えたのです。

だから、これからハイオクを入れてパワーを上げたいと言ってる人たちに、それは無意味だよと教えてあげるのです。高々リッターあたり10円高い燃料を使ったからって、シルビアがチェイサーに勝てるはずがないのです。RB26でも積んでいなければね。それこそですよ。RB26さえ積んでいればハイオクを入れてもいいのです。

これだけは忘れないで、守ってあげてください。レギュラーにはレギュラー、ハイオクにはハイオク、ディーゼルには軽油、レシプロ航空機には有鉛です。エンジンには、適したガソリンを。エンジンが壊れる、壊れない、どちらにせよ無駄が発生します。地球温暖化対策がうたわれる今、災害に対する意識が問われる今、無駄を取り除くのは、我々ドライバー諸君、ライダー諸君、ディーラー諸君の重要な責務だ。

Be a driver.


あっ!こいつ給料溜まったらデミオXD買う気満々ですよ!
やっぱ好きなんすね~!